昨日は盛岡市で行われた有機JAS規格の講習会に参加してきました。そこで配られた資料の中に、日本の農薬使用量は1平方キロメートルあたり1.27トン!お隣韓国に次いで堂々の世界第2位という記述がありました。OECD(経済協力開発機構)の2008年のデータによるものです。
最近は農薬の使用回数を通常の半分以下に抑えた「特別栽培野菜」をスーパーなどで良く見かけます。「半分」と言っても、何回に対しての半分なの?とギモンに思う方も多いはず。そのギモンに答えるのが、各都道府県で設けている「通常の農薬使用回数(慣行値)」なのですが、その慣行値がものすごいのですヨ!
青森県の例でいいますと、にんにくの農薬使用基準値は20回、人参(夏)は15回、ねぎは21回、トマトやキュウリは22回!だから特別栽培だとそれぞれ10回、7回、10回、11回もの農薬を使用していいことになっているのです。冷涼な青森県でさえこの数字ですから、南へ行くほど基準値はもっと多いハズ。(各都道府県の基準値はこちらで確認できますよ)
「TPPで大変だ~!」と最近騒がしい日本の農業界。農薬に頼らない安全な野菜をもっともっと作ったならば、どんなに安価な野菜が黒船に乗ってやって来ようとも、それが農薬漬けの野菜だったら、日本の消費者は間違いなく日本の安全な野菜を選択してくれるはず。農薬使用量世界第2位じゃ、やっぱりダメなんじゃないでしょうか?
今年の夏は暑かった!炎天下での有機にんじんの除草作業