大自然の中で毎日動物と触れ合う牧場で働いていると、風景の美しさ、動物たちの無邪気な姿に癒されることが多々あります。しかし一方で、あらためて自然界の厳しさ、命の尊さに直面することもあるワケで・・・。

5月初めに長ネギ畑で発見したヒバリの卵。こちらは何週間たっても孵化する様子がなく、親が子育て放棄をしてしまったようです。そして先頃、同じ長ネギ畑で新たに4個のヒバリの卵を発見し、喜んでおりました。

近くにいるであろう親鳥を刺激しないよう、観察するのは極力控えていました。5月25日の様子。ん、卵が2個減ってる・・・?

そして今日。1羽の小さなヒナが生まれていました・・・が、残念ながら息絶えていました。その姿からして、生まれて間もない様子。この小さな体では、昨日おとといの強風と雨を乗り越えることができなかったのでしょう。
失われた小さな命にふれるたび思うのは、月並みですが命の尊さ。厳しい自然界で無事生き永らえることができるのは、たぐい稀な偶然の重なりに恵まれたほんの一握りの小さな命だけということ。ワタシたちは手取り足取り彼らを過保護することはしませんが、自然の循環、命のつながりの場を、有機農業を続けることで提供していきたいと思います。