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東北牧場ブログ
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冬がつくる、柿の甘さ
東北牧場の柿が、朝日に照らされて橙色に輝いています。 秋も深まり、実はすっかり熟したように見えますが、まだ渋いまま。 本当に甘くなるのは、年が明けてからです。 柿の渋みは「タンニン」という成分によるもの。 夏の平均気温が高い地域では、このタンニンが果実の中で変化し、自然と渋みが消えて甘柿になります。 けれど、東北牧場のあるこの地では、夏の気温がそこまで上がらないため、甘柿の苗を植えても渋柿にしかなりません。 東北牧場の渋柿は木になったまま冬を過ごし、冷たい風や雪にさらされながら、少しずつ渋みが甘さへと変わっていきます。 寒さがゆっくりと果実の中で変化を起こし、やがて自然な甘さを生み出すのです。 甘くなる頃には、風雪に打たれた柿の皮は傷だらけ。 けれどその中には、冬の寒さが育てた優しい甘さが詰まっています。 もし温暖化が進めば、この地でも甘柿が育つようになるかもしれません。 けれど、それは少し寂しいこと。 厳しい寒さがあるからこそ生まれる甘さ—— 渋柿は、自然とともに生きる東北の冬を象徴する果実です。 【東北牧場の旬が味わえるグループ会社】 ■ホテ
10月31日


3つの果実で果実酒づくり、楽しみ半分、不安半分
先日収穫したサルナシを果実酒に漬け込みました。 “ベビーキウイ”とも呼ばれるサルナシは、甘酸っぱく爽やかな味わいが想像できます。 せっかくなので、今回はちょっと変わり種にも挑戦。 ちょっと冒険のオンコ(イチイ)の実🍷 あざやかな赤い実を漬けてみました。 味の想像がまったくつかないけれど、 どんな香りになるか楽しみです✨ ちなみに、オンコ(イチイ)の種には毒があります。 飲み込まないよう、食べないよう注意します⚠️ 最後はミニトマト🍅 見た目もかわいい果実酒になりました。 甘みと酸味、そしてほんのり青い香り。 どんな味に仕上がるか、楽しみ半分・不安半分です😌 もちろんこれは販売用ではなく、自家消費用。 密造酒にならないよう、ひっそりと(笑) 牧場スタッフの“お楽しみ実験”として仕込んでいます🍂 【東北牧場の旬が味わえるグループ会社】 ■ホテルコンチネンタル府中 https://www.hotel-continental.co.jp/ 京王線府中駅から徒歩1分の静かな立地にあるホテルコンチネンタル府中は 「競馬の町」に因んだ歴史と伝統をもつ
10月17日


栗の季節がやってきました
今年の東北牧場は、栗が豊作です。 栗の木の下には、いがから顔を出した栗がゴロゴロ。 さっそく栗拾いを始めると、1時間も経たないうちにバケツいっぱいになりました。 拾った栗はまず水に浸し、浮いてきたものを取り除いてから選別。選び抜かれた栗たちは、 ホテルコンチネンタル府中...
9月24日


車庫のぶどう棚、自然が作る日陰
東北牧場の車庫に育つぶどう。 夏の強い日差しも、この青々とした葉と房のおかげで心地よい木陰が広がっています。 年々収穫量も増え、味わいもぐんと良くなってきました。 自然の力と時間が作り出す恵みを、こうして日常の中で感じられるのは本当にうれしいことです。 実りの秋には、...
8月29日


ヤマグリ、ぐんぐん成長中
1ヶ月ほど前までは、葉の陰に隠れるほど小さかったヤマグリの実。気づけば、少し離れたところからでも「クリだ」と分かるくらいに大きく育ってきました。 秋の収穫期に向けて、さらに丸く、硬く、しっかりと実っていきます。熟すと自然と地面に落ちてくるのですが、それをリスや小動物より先に...
8月1日


わずかな恵み、丁寧に味わう — 梅とアンズの塩漬け
今年も梅とアンズを収穫しました。 東北牧場の梅 アンズの収穫 梅もアンズも昨年に続き不作の年となりましたが、それでも枝に残ったわずかな実を丁寧に集め、ひとつひとつヘソを取り、しっかりと乾かしてから塩漬けに。 この後、梅はモミシソと合わせて梅漬けにしたり、はちみつに漬けて甘酸...
7月30日


プルーンの収穫が始まりました!
東北牧場の プルーン が色づきはじめ、いよいよ収穫のスタートです。 農薬も化学肥料も使わず、サラブレッドの堆肥だけで育てた プルーン は、虫たちにとってもごちそう。 熟すのをのんびり待っていると、虫たちが先に食べてしまうので、少し早めに収穫します。...
7月24日


柿の葉茶づくり、はじまりました
柿の葉茶づくりが始まりました🍃 今日は、茶葉に使う柿の葉を採るために枝を剪定。 葉を一枚一枚ちぎって丁寧に洗い、さっと塩茹でして冷却したら、乾燥機へ。 明日までじっくりと乾燥させることで、風味豊かで色鮮やかな茶葉に仕上がります。 このようにして作られた柿の葉茶は、...
7月16日


ルビーの果実、赤カシスの収穫
今日の収穫は「赤カシス」🍒 東北牧場のある青森は、冷涼な気候がカシスの栽培にぴったり。 農薬や化学肥料を一切使わず、自然の力とサラブレッドの堆肥でじっくりと育てました。 収穫した赤カシスは、まるでルビーのような輝き。 甘酸っぱく爽やかな味わいは、スイーツとの相性も抜群です...
7月3日


忙しい空模様と、静かに実る梅の実
朝から晴れて暑くなってきたかと思えば、突然の豪雨。 そして、何事もなかったかのようにパッと晴れる——そんな忙しい天気の一日でした。 そんな空を見上げつつ、ふと梅の木の様子を見に行くと、実が少しずつ大きくなってきていました。今年も昨年と同じく、実の数はあまり多くありません。で...
7月2日


曇り空に映えるアンズの花
曇り空が続く東北牧場。 八甲田連峰を挟んで東側に位置するこの地では、やませの影響でこうした天気がよく見られ、気温もやや低めです。 そんな東北牧場では、桜とアンズの花が一緒に咲いています。 濃いピンク色のアンズの花は、曇り空の下でもひときわ映えて見えます。...
4月25日


梅の開花
東京では桜の季節が過ぎたというニュースを耳にしますが、ここ東北牧場では、ようやく梅の花がほころび始めました。 とはいえ、まだ一本の木に一輪咲いているかどうかという控えめな咲き具合。 でも、木々全体の蕾は赤くふくらみ、もう間もなく一斉に花開く気配を感じさせます。...
4月13日


一足早い春の便り
1ヶ月ほど前から始まったウメやアンズなど果樹の剪定作業 (剪定が始まった頃のブログは こちら ) 剪定後の枝は ホテルコンチネンタル府中 や サクラカフェ などへ送っています。 さっそく、 サクラカフェ日暮里 から開花の便りが届きました。 そして、 ホテルコンチネンタル府中...
2月16日


剪定作業はじまる
木々が冬眠している穏やかな今、本格的な剪定作業が始まります。 ウメの木をはじめ、アンズ、プルーン、スモモ、ヤマブドウ、キウイフルーツなどの果樹を剪定します。 ここ数日の陽気で雪解けが進んだとはいえ、牧場内はまだまだ雪深く、通常の長靴では作業は困難です。...
1月21日


柿のドライフルーツを作る
秋には渋が残っていた柿も、木の上で凍ったり解けたりを繰り返し、だいぶ甘くなってきました。 そんな柿を使ってドライフルーツ作りにチャレンジ。 熟して柔らかくなった柿はスライスするのが難しそうなので、まずは冷凍庫で凍らせることに。...
2024年12月27日


木熟の柿
渋柿といえば、東北牧場でも干し柿にしていますが、青森の寒さを活かした放ったらかしてできる木熟の柿も美味しいんです。 冬の厳しい寒さの中で自然の力で凍結と解凍を繰り返すことで甘く熟した柿。 12月末から1月にかけて一番美味しい季節となります。...
2024年12月2日


柿を吊るしました
皮を剥いた渋柿およそ500個を、薪置き場の軒下へ吊るしました。 雨が当たらず、風通しも良いので干し柿作りにぴったりの場所です。 甘くて美味しい干し柿が早く食べたいです🤤 【東北牧場の旬が味わえるグループ会社】 ■ホテルコンチネンタル府中...
2024年11月28日


今年も栗が豊作
昨年に引き続き、今年も豊作な東北牧場の栗。 量が多いというよりも、大粒なものが多いといった感じです。 ひとつのイガの中で大きくなっているのは1個だけという栗が今年は目立ちます。 大粒の栗がゴロゴロ 拾い集めた栗は水に沈めて選別します。 10月1日から...
2024年9月29日


なぜ今咲いた、プルーンの花
今日も秋晴れの東北牧場 そして、通路沿いに植えているプルーンの木に近づいてみると・・・ これはびっくり、花が咲いています。 春に咲くはずの花 なぜ今?? これも温暖化の影響なのでしょうか🤔
2024年9月8日


今年はキウイフルーツが豊作?
苗木を植えてから3年が経つ東北牧場のキウイフルーツ🥝 さすが3年目ともなればご覧の通りたくさんの実がつきました。 同じく植えたこちらはサルナシです。 皮ごと食べられるミニキウイみたいな果実ですが、今年初めて実をつけました。 東北牧場の新しい食材がまた増えそうです。...
2024年7月18日
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