今年のサラブレッドの離乳は静かだった
- tohokubokujo
- 2022年10月11日
- 読了時間: 2分
今年も、春に誕生したサラブレッドの離乳の季節がやってきました。
そんな離乳の様子をご紹介します。

放牧地へ向かうサラブレッドの親子。
ちなみに、この親子たちはまだ離乳しません。

放牧地へ入るとすぐに駆け出します。
放牧直後が特別楽しそうです。

次の親子がやってきました。
この親子もまだ離乳はしません。

母馬と一緒に気持ちよさそうに駆けっこします。

ここにやってきた3組の親子。
この親子が今回離乳することになります。
産まれが早い2頭。普段から放牧中も母馬と離れて過ごすことが多い1頭。

親子揃って放牧地へ入れて、すぐに母馬だけを放牧地から出します。

仔馬だけを放牧地へ残します。

離乳する3頭の母馬はこのまま別の放牧地へ移動します。

放牧地の中に残された仔馬たち。
付いてくる仔も入れば、草を食べて気にしない仔もいます。

母馬たちは振り返ることもなく、少しずつその姿が見えなくなりました。

離乳した仔馬はさっそく他の仔馬と駆けっこを始めています。

いつの間にか、放牧地の奥の方まで離れていきます。
例年の離乳だと、こちらに寄ってきて母馬を呼ぶように鳴くのですが、今年の仔馬たちにそんな様子は見られず。
思ったよりも大人になっていたようです。

そして、母馬はというと。
放牧地で草を食べてます。
母馬も離乳したことをあまり気にしていないようです。

母馬のキーラだけは、離れた仔馬が過ごす放牧地の方をただじっと見つめていました。
今回ご紹介したのは7組の親子のうち3組の離乳です。
これから様子を見ながら少しずつ母馬を抜いていき、今月中には全ての親子の離乳が終わる予定です。
仔馬は立派なサラブレッドになるため、母馬は年明けの出産のため、このように離乳をおこなっています。
Comments